2009-04-20

♨ 最近は次にやりたいことを色々と準備中。
♨ ひとつは、JUNO-106や古いサンプラー、カセットMTRを使った作業を久々にやりたい。
♨ この一ヶ月の間、PCだけで音楽を作っていた。それは、コンテストということで、締め切りに対する不安が大きかったので、ついPCでやってしまった。
♨ 今はPCも音が良くなっているので、アナログのような人間的な質感のサウンドもちゃんとだせる。ただ、どうしても視覚的で意識的な音作りになる。
♨ だから、触覚と聴覚と無意識で作るという成分が足らなくなったのかもしれない。
♨ その中間としてPC+BCR2000で作るというやり方も既に始めている。これもなかなかいい。これなら締め切りに対する不安があるような時でも、その中で時間を忘れてちゃんと入り込んで作れそうな感じ。
♨ 以前から思ってたことがだんだん確信に変わってきた。それは、シンプルな結論だ。
♨ それは、デジタルはどこまでいっても編集マシンであり、音作りの最初の大事な部分はなるべく「音の悪い」アナログでやるべきだということ。
♨ 一方で、フィールドレコーディングにも目覚めた。最近の非圧縮ハンディ・レコーダーは耳で聴くよりもハイファイでフェティッシュな音が録れるので病み付きになる。
♨ 面白い音を録るには足でいろんなところへ行って偶然に頼るしかない。そういうとこが自分に向いている。
♨ 締め切りに間に合うか?という不安があるだけで、焦りが生まれる。
♨ 時間がかかるだろう試みは行う前に却下される。
♨ すぐ、そして確実な結果が出ることだけをやろうとする。
♨ しかし、そんな都合良く結果は出ない。結局良いものは出来ない。